リフォームを成功させる原則information
リフォームを成功させる為に必要な事
@ 会社も大切だけど重要なのは現場監督です。
A 必ず工事の優先順位を決めておく事です。
B 家具の移動や設置も計画しておく事です。
C 工事別編(内装リフォーム)
D 工事別編(外装リフォーム)
E 工事別編(設備機器)
F 見積もりは複数検討しましょう。
@ 会社も大切だけど重要なのは現場監督です
新築の会社さんの場合は現場監督の良し悪しで建物の出来上がりが大きく左右されることはあまり見受けられません。
これはどの会社さんも「新築マニュアル」や国の指針となっている「仕上がり目録」が整備されているからだと言えますね。
しかし、リフォームの現実は必ずしもそうではありません。
会社さんによっては納め方や部材交換の度合いなど、特にコストに関わる事は曖昧な事が多く、お客様にご報告しない事もしばしばあるように思われます。
これは現場監督の気質と器量、そして采配と決定権が大きく関与するからでしょう。
ではどうすればいいのか・・・?
それは現場監督を知る事です。
どんな人が大切なリフォーム工事に関わってくれるのか?
どんな経験をしてきたのか?
どんなこだわりを持っているのか?
ちょっとした打合せの会話の中から探る事ができるはずです。
壁や床下のような普段は見えない部分のリフォームでは現場監督の「こだわり」が仕上がりのハードルを決定します。
是非、プランを決める事と同じくらいの比率で現場監督を見てみる事も大切だと思います。
A 必ず工事の優先順位を決めておく事です
内装や外装、そして設備機器など、建物全体のリフォームの場合はあまり気にならないと思いますが、部分的なリフォームの場合は工事後にリフォームをしていない場所がとても見劣りして映ります。
そこでずるずると後から追加するのではなく最初からここまでと決めておく事が大切です。
会社の立場では追加工事が増える事は嬉しい事ですが、お客様の立場で考えると予想以上の出費が発生し、途中下車できなくなってしまうからです。
リフォームの計画の段階で部屋や設備機器を単体ごとに区切っておくと心の準備が整うのではないでしょうか!
B 家具の移動や設置も計画しておく事です
私共では10件中8件は家具の移動が発生しています。
タンスや冷蔵庫などの大きな家電や家具などはお客様が動かすことは大変な重労働になります。
必ず現場監督にご相談しておき、工事が始まってからアタフタする事がないようにしておきましょう。
場合によっては有料になっている事も見受けられますので事前に確認する事が大切です。
ちなみに当社では無料で家具の移動、設置、クリーニングまで行っております。
※スケルトンやマンションの場合は専門業者への依頼となります。
C 工事別編(内装リフォーム)
クロスの張り替えなどでは劇的な模様替えの効果があり、低コストで実現できるリフォームと言えます。
工事の勘どころとしましてはとにかく「下地」が肝要です。
パテ処理の状態をよく確認し、機会がありましたら掌で触ってみるのも大切です(乾いている時です)。
最近のクロスの柄はとても豊富に揃っており、必ずイメージにピッタリ合ったデザインが見つかると思います。
D 工事別編(外装リフォーム)
屋根や外壁といった直接風雨に晒されている部分になりますのでとにかく傷み具合が気になるリフォームです。
こまめにメンテナンスされている場合は塗装リフォームで対応される事をお勧めいたします。
しかし、チョーキングを経て、基板がボロボロになってしまった場合はカバー工法での二重張りをお勧めいたします。
最近は屋根だけでなく外壁も既存の上から張り上げる事ができますので重宝致します。
この工法はモルタル等の湿式外壁の雨漏りに大きな効果を上げる事ができます。
全体を新しく覆う事でデザインの一新と防水補強が同時に行えるからです。
コストを比較される時には現状の劣化具合を勘案しながらお見積りを検討してみてはいかがでしょうか。
E 工事別編(設備機器)
どのリフォームにも共通して言える事ですが、工事に大切な部分は「下地」です。
しっかりした下地を形成するには的確な構造が不可欠になります。
在来のタイル張り浴室のリフォームでは解体した後に土台や柱が水漏れで腐っていたり、白蟻の被害を受けていたり、水害や食害を多く見る事があります。
ここで大切なのはその状況を見て、現場監督はどうされるか?
補強や交換をしてくれるのであれば安心なのですが実際は厳しいお話ばかりのような気がします。
確かに構造部位になると専門的な知識や経験が要求されますので難しいとは思いますがとても大切な事なのです。
お客様も見逃すことなく、ぜひご自分の目で確認をして下さい。
次によく目にするのは配管です。
特に給湯管で使用されている「銅管」はジョイントと言われる継ぎ目がもろいのです。
経年劣化で小さな穴が空き、水圧がかかった管内からブシュッと水が噴き上がることもよく目にします。
折角のメンテナンスチャンスなのですから交換をして頂きましょう。
F 見積もりは複数検討しましょう
リフォームを検討される場合は必ず複数の会社さんと打合せを行ってください。
会社別で強い分野と弱い分野が必ず存在しますから「仕上がり」と「価格」に大きな差が生じる事もあるようです。
大きな工事だと100万円〜200万円くらいの差が出る事もしばしばです。
リピート工事の場合は会社さんとお客様に信頼関係が出来上がっていますので、その場合は当てはまらないかもしれませんのでご容赦下さい。