玄関ホールを断熱改修したリフォーム
《群馬県 玉村町》
群馬県玉村町のリフォーム事例です。
玄関ホールを中心としてキッチンや居間、和室への出入口の動線となっています。
しかも一段下がって段差が生じていました。
段差を解消する為に居室に合わせて床組みを構成して断熱材を充填し、フローリングを新たに張り上げることで印象を変えてみました。
【和室内装】
■玄関框:ドレタス(ウッドワン)
■床:コンビットリアージュ 木質柄(ウッドワン)
施工DATA
■築年数/34年
■施工金額/164,000円
■施工日数/3日
■構造/在来軸組工法
■施工部位/二重床の床改修
■コーディネート/砂賀 淳
【AFTER】
【BFORE】
一般的な玄関ホールは一段下がった床面が構成されていました。
そこで断熱改修と合わせてバリアフリーを計画し段差の解消も同時に考慮してあります。
フローリングは明るいイメージを採用して新しさと温かさが感じられる様になりました。
居室の床面に合わせて新たに床組みを構成していきます。
下地の位置を確認してから墨出し作業が進められていきます。
新しい床組みの間にスタイロフォーム(断熱材)を充填していきます。
段差解消と断熱化の同時リフォームとなっています。
扉の額縁の下端を切り込んでいきます。
フローリングの厚みに合わせて差し込めるように細工をしていきます。
和室の敷居とほぼ同じ高さに仕上がっています。
事前にレベルを確認してから高さの再検討をする事が重要です。
玄関框も新たにカバーする事で形状や色合いを合わせることが出来ます。
しっかりと接着されるまではこの様な留め付け養生をしっかり行う必要があります。
床組み改修リフォームが完了しました。
一段と明るくなった床面が温かさを感じさせます。
水平面からの撮影です。
ほぼ一定の高さで仕上がっている事が見受けられます。
台所との取り合い部分になります。
ほぼ同じ高さの仕上がりですが床が若干上がっていますので金物押さえとなっています。
内開きの扉に合わせてスロープ納めを採用しました。
開閉に支障が無く、綺麗に安全にご使用頂ける工夫が施されています。
和室側の敷居との取り合いもほぼ同じ高さで仕上がりました。
フローリングの小口が見え隠れする為に金物押さえを採用してあります。