押入を介護用にトイレを設置したリフォーム
《埼玉県 深谷市》
埼玉県深谷市のリフォーム事例です。
築41年の和室の押入を介護用にトイレと化粧台を設置したリフォームとなっています。
内装は清潔感溢れる明るい色合いで纏めてあります。
コンパクトなスペースにトイレと化粧台を無理なく設置する事で介護用としての役割が大きなリフォームとなりました。
床下からの配管も分岐接続してありますのでメンテナンスも兼ねております。
【仕様】
便器・便座・化粧台の設置
■便器:ピュアレストEX(TOTO)
■便座:アプリコットF1A(TOTO)
■化粧台:リフレスタンド(ジャニス工業)
【仕上】
■壁・天井:高級クロス(サンゲツ)
■床:クッションフロア(サンゲツ)
施工DATA
■築年数/41年
■施工金額/495,000円
■施工日数/6日
■構造/在来軸組工法
■施工部位/押入内装、設備機器、各種配管及び配線
■コーディネート/砂賀 淳
【AFTER】
【BFORE】
畳一枚分の押入の中にトイレと洗面化粧台を設置する計画となっています。
介護用の改造の為、バリアフリーが基本設計となっています。
床組みも解体してから空間を造作する事になりました。
既存の床組みを解体撤去していきます。
同時に配管や電気配線の状況も確認しながら材料の調整を行っていきます。
所定の位置へコンセントやスイッチ、電灯や換気扇などの配線が行われていきます。
配線を通すスペースも考慮しながら造作と同時進行になります。
床組みが出来上がりました。
敷居と高さを合わせることでバリアフリーとなっています。
汚水管や雑排水管、給水管や給湯管を所定の位置へ設置交換していきます。
今回は給湯管が離れていた為に分岐に手間取りました。
壁や天井の下地も施工されて造作工事が完了となりました。
配管関連の位置確認も事前に行う事が大切な工程となります。
ボードの繋ぎ目にパテ処理が施されていきます。
下地を平坦に仕上げることでクロスの張り上りが大きく左右されます。
床には木質系のクッションフロアが施工されました。
意匠的にフローリングと区別が付かないほどよく仕上がっています。
壁や天井のクロスも張り上りました。
照明や便器等の器具が設置されましたら完了となります。
全ての工程が完了しましたら試運転となります。
一畳の押入がこのような空間へ変わりました。