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タイル張り浴室の内装を重ね張りでリフォーム
《埼玉県　深谷市》



埼玉県深谷市のリフォーム事例です。
４０年経過した浴室の内装には大きなひび割れや劣化が見受けられます。

全体を解体するのではなく、現状の仕上げ材の上から新しく下地を設置して、重ね張りで仕上げる工法を採用しました。
見違えるように奇麗になった浴室は、コスト以上のリフォーム効果を実感できます。

【仕様】
浴室内装
■天井材：ﾊﾟｽﾃﾙWJ（フクビ）
■壁タイル：ﾐｽﾃｨｰﾊﾟﾚｯﾄ（ＬＩＸＩＬ）
■床タイル：ｻｰﾓﾀｲﾙ　ﾐﾙｷｰDX�U（ＬＩＸＩＬ）
■浴室扉：片開き扉（ＬＩＸＩＬ）

洗面室内装
■壁_天井：高級クロス（サンゲツ）

施工DATA
■築年数/40年
■施工金額/1,032,000円
■施工日数/12日
■構造/在来軸組工法
■施工部位/浴室内装、洗面室内装、扉入替、換気扇・照明器具交換
■ｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄ/砂賀　淳


【AFTER】


【BFORE】


内装仕上げ部分に亀裂や劣化が数多く見受けられる状態です。
浴室内部全体の下地を、既存の上から構成して、空間を整える作業から始まりました。
仕上げタイルを重ねて施工することで、コストも大きく抑えられます。



水栓金具や手摺などの付帯設備の取り外し作業が始まりました。
仕上げ工程に支障が出ないように、先行して進めることが大切です。


浴室扉の交換を行っています。
最小限の解体作業で開口を広げ、新しい扉枠の設置を行います。


既存タイルと塗り壁部分に段差が生じ、一体的なタイルが施工できない状態です。
今回は各壁の段差に合わせ、合板を使い分けながら下地を構成していきます。


洗面脱衣室の塗り壁の劣化が激しい状態です。
下地として構造用合板と防水ボードを張り上げて、耐水性能を向上させていきます。


新しい空間では使いやすさを追求して、コンセントの増設や移動を行います。
照明器具や換気扇も新しく設置されますので、事前作業となります。


浴室では下地の防水処理と既存タイルの均し作業が進められていきます。
壁の段差がなくなりましたので、仕上げタイルも天井から床まで繋げられます。


天井にはバスパネルが施工され、壁には新しくタイルが張り上げられていきます。
タイルも大きくなりましたので、とても広く感じられます。


タイルの目地処理を行っています。
白い目地を埋めることで、タイルの輪郭がハッキリしてきました。


床にもタイルが張り上げられました。
サーモタイルの採用で、床は冷たく感じない仕様となっています。


防水シーリングの打ち込み作業が始まりました。
タイル張りの浴室では特に肝心な作業となっています。


洗面脱衣室の壁や天井に何度もパテ処理を施しながら、平坦に下地を揃えていきます。
大人の印象が感じられるクロスで、内観はガラッと一新できました。


電気及び水道関連の器具付け作業となっています。
丁寧に高さや位置の確認、そして納まりを考慮しながら設置していきます。


通水試験や試運転を行ってから、内部清掃となります。
全ての工程が完了して、お引渡しとなりました。


出入口扉も白を基調として、幅も広げて付け替えてあります。
周囲のタイルの色合いと重なって、優雅で使いやすい浴室と変わりました。