住まう人に優しい空間へリノベーション
《群馬県 吉井町》
群馬県吉井町のリフォーム事例です。
見事なまでに造り替えられた内観は別世界の住まいを想像させてくれます。
白と黒を基調とした「カッコいい」フォルムを重視したデザインで見る人を魅了する空間を演出しています。
ワンランク上の住まいのリフォームを感じさせる質感と使いやすく造り替えられた動線は住まう人の「今」を表現しています。
【LDK/1_2階ホール/水廻室/各居室】
■床板(1階):コンビットブラッシング オークV(ウッドワン)
■床板(2階):コンビットアリージュ木質柄(ウッドワン)
■壁・天井(ホール_LDK):珪藻土
■壁・天井(水廻_居室):高級クロス(サンゲツ)
■内装建具:ソフトアート(ウッドワン)
施工DATA
■築年数/24年
■施工金額/9,866,000円(45.01坪)
■施工日数/70日
■構造/在来軸組工法
■施工部位/床板、壁・天井、建具、照明器具
■コーディネート/砂賀 淳
【AFTER】
【BFORE】
動線を変えながら玄関ホールの無駄なスペースをなくした計画です。
土間から続いた収納クロークからはホールへの連絡を両方から可能にしました。
屋内全体がモダンに造り替えられたデザインは住まいの品格を感じさせます。
白と黒のコントラストを存分に取り入れたリフォームが実現しました。
解体作業前の床養生を行っています。
既存のキッチンや設備機器にも傷が付かないように十分な配慮を心掛けていきます。
壁や天井の下地の解体が進んでいきます。
現況状態や構造を確認しながらの作業となりますので、とても慎重であり、重要な工程となります。
増築する範囲の床組みを構成していきます。
事前の計画で部材を合わせて、しっかりと組み込んでいきます。
床組構成が完了しました。
細部に至るまで、接合金物を使用して補強していきます。
構造作業から内部造作へと作業は進んでいきます。
2階のフローリングが張られ、壁や天井の下地が取り付けられていきます。
外部と関連する範囲の作業工程となります。
屋内の構成が整いましたら外壁施工へと進んでいきます。
屋内の作業工程が進んできました。
内部の電気配線や給排水配管もこの段階で先行作業を進めていきます。
1階のフローリングも張り始められました。
仕上げ材だけでなく、下地や断熱材など、新築以上の強度と性能と精度を求めていきます。
外周部に面する壁の断熱材や天井断熱材の入れ替えを行っていきます。
断熱性能や下地の造り替えなど、見えない場所だからこそ、しっかりとした施工が重要になってきます。
既存の階段の付いていた壁も解体撤去してから造り直していきます。
既存の納まりに合わせながら加工していきますので、技術が要求される作業となります。
内部足場が設置されました。
手の届かなかった範囲の作業が進み始めます。
階段に新しく手摺が設置されました。
ひな壇階段に造り直しましたので、有効幅が100mm程広くなって使いやすくなっています。
造作工事が完了しました。
次に電気配線の開口部確認作業となります。
内装工程では壁や天井に珪藻土が施工され始めました。
並行してクロス施工の下地処理も進められていきます。
玄関土間ではタイルが施工されています。
高さを調整しながら割付を行って奇麗に仕上げていきます。
三日間かけての大掛かりなクリーニング作業です。
専門のスタッフが丁寧に屋内、窓、水回りなどを洗い上げていきます。
玄関クロークには新たに24段の可動棚が設置されました。
白く仕上げられた棚板が整然と並んでいます。
玄関ホールの一番奥の壁にはエコカラットで飾られたニッチが出迎えてくれます。
壁内からのダウンライトが質感を奇麗に照らしています。
2階ホールからの眺めは格別です。
屋内全体を見渡せる演出で優雅な空間が窺えます。
階段を上がるとオープンプライベートスペースとなっています。
そこに座るだけで「癒される空間」を実現しました。
渡り廊下の手すりも既存と新規のコントラストで演出しました。
違和感のない、さりげない質感で建物全体を見渡すことができる様になりました。