憧れ住空間のリフォームの始まりinformation
『リフォーム工房 憧れ住空間』ってどんな会社?
「群馬で一番カッコいいリフォームを手掛ける工房を立ち上げたい」
そう思い立って創業したのがきっかけです。
そして、奇妙な自信もあり、必ず実現できると思い込んでいました。
これは今も変わらない気持ちです。
建築に関しては新築ばかりを手掛けてきて30数年になります。
当時の自分は事業的に新築はエリートでリフォームは滑り止めみたいな感覚をもっていました。
勝手にリフォームは簡単だと思い込んでいたのですね。
「実績」と「驕り高ぶり」
設計当時はプランニングを進める意匠設計で毎年100件以上熟し、構造設計に携わるようになってからは造り上げた図面は1000件を超えます。
部署が工事監督となってからは20件ほどの現場を抱えながら毎月3件から5件ほどの物件のお引き渡しと着工を繰り返す毎日。
これはかなり忙しいペースになりますが、必ず日に3件以上の現場を確認しては打合せや指示をさせて頂いた覚えがあります。
住宅の現場監督は現場に行かないという考え方が主流でしたのである意味、異端児的な存在だったと思います。
この機会のお陰で建築に対してかなりの自信となりました。
このような「場数」や「経験」を積んできたからこそ有頂天になっていたのも事実です。
リフォームを甘く考えていました。
「現実」と「理想」のギャップ
自信満々にリフォーム工房を立ち上げて初めての物件が私を打ちのめしました。
金額も420万円と高額な事もあり、気合も入っていました。
しかし、工事が始まって、解体が進むにつれて想像以上の劣化と破損の連続です。
見通しが甘かったことを痛感しました。
予算は出ていくばかりで目の前には請求書の山です。
新築で培ってきた知識が全く生かされない。
その時気付いたのです。
「リフォーム」と「新築」は別物であると・・・。
それでも歯を食いしばって現場を仕上げる事が出来ましたが工期は1ヶ月も遅れてしまい、原価は468万となり、契約金額を大きく超えていました。
「リフォームって奥が深い」
「リフォームって怖い面もあるけれどすごく遣り甲斐があるかも」
そして私の視点や考え方も変わり、リフォームにこだわっていきたいと思うようになりました。
そうなのです。
この最初の現場がリフォーム工房 憧れ住空間の第一歩だったのです。
リフォームは新築以上の知識と経験と管理能力が要求される事を知ったのです。
そのお客様は最終的にはとても喜んで下さりました。
その時の笑顔が今でも忘れられません。
リフォームを通して人の温かさを教えて頂いた気がします。
そのお客様は今でも、私達の大切なお客様となっています。
リフォームには想像と現実、そして夢がたくさん詰まっているのです。
この工房では気付いた劣化部分は無償で補強や交換を行います。
そして、私達スタッフは選択で悩んだ時は予算よりもお客様を第一に思い浮かべて判断するように心がけています。
リフォームは毎日が選択と判断の連続なのですから、現場に行かないと分からない事ばかりです。
リフォームは新築より難しいからこそ遣り甲斐があり、そしてお客様と素敵な絆が生まれるのだと考えます。
「リフォーム工房 憧れ住空間」は人の繋がりを大切にしたリフォーム専門店でありたいと考えます。